忘れないように経緯を書いておこうと思って・・・
2月28日(水)午後10時過ぎに、仕事に出ている夫から電話があり「姉が倒れて救急搬送された」と伝えられました。
すぐに病院に向かった方がいいか確認したところ、まだ状況が分からないから今日は行かなくていいと言われたので自宅待機。
日付が変わる前に夫から再び電話があり、姉が危篤状態だと伝えられすぐさま病院に向かいました。
息子はぐっすり寝ていたので、枕元にスマホを置いて途中目を覚ました時のために「朝には戻る」とメモ書きをし家を出ました。
病院に着いたのは日付が変わり29日(木)午前0時半過ぎ。
先に病院に来ていた義母に状況を確認したところ・・・
28日の夜に吐血し、自分で救急車を呼んだがアパートの玄関の鍵が開いていなくて救急隊の方が不動産屋に連絡して開錠してもらったのだけど、中に入った時には意識もなく心停止状態だったとのこと。
一度は蘇生したものの、搬送先の病院でまた心停止。
そして心臓は再度動き始めたものの意識は戻らず、出血も止まらずなすすべがないという状態だったようです。
私が病院についたときには呼吸器やたくさんの点滴が繋がれた状態でベッドに寝かされている義姉でしたが、口や鼻からとめどなく流れる血液に、倒れたときの凄惨な状態がうかがえました。
拭いても拭いても血が止まらない・・・看護師さんもキレイにしてくれるけどなすすべもなく・・・
義姉は20代後半から肝臓が悪いと言われていて治療を受けていました。
アルコール依存症その他もろもろの持病があったのは知っていたし、私がちょくちょくお茶に誘って話したりしていて「お酒はやめた」と言っていたのにね・・・
でも肝臓は良くなることはないので、その状態で自分の体と付き合っていくしかないんだけど。
それでも、先月は子宮がんが見つかったとかで、その手術もしていたし、この前は義父母とウチの家族とみんなでご飯食べに行ったりもしていたのに・・・・
急にこんなことになるなんて思いもしなかった。
きっと本人も自分が死ぬことなんて考えてなかったと思う。
29日明け方、夫が仕事を終え病院に駆け付けたのが5時頃。
私は息子が起きる前にと、一度帰宅し朝食を食べさせて学校へ送り出してから再度病院へ。
9時前に病院についたときには、義姉の伯父伯母も来ていました。
明け方6時半ころから病室を出され、中に入れてもらえないという話を聞き看護師さんに状況を尋ねると、更に待たされた末に病室へ(忘れられていたのか?)。
現在の状況を確認すると、自発呼吸は無く点滴や呼吸器で心臓は動いている状態(所謂脳死に近い状態)だということでした。
夫は午後から仕事に行かねばならず義母に「仕事があるんだから帰りな」と言われしぶしぶ帰宅。
私も一度帰宅し、仮眠して再度昼過ぎに病院へと考え、後を義父に任せました。
伯父伯母、義母も一旦帰宅。
家についたのが11時過ぎ、13時には病院に行こうと軽く昼食を食べ仮眠を取り始めたところで「あと1時間持たないかもしれない」と義母から電話があり病院へ。
途中義母を車に乗せて向かう予定でしたが・・・その最中に「心臓が止まってしまった」とLINE。
私と義母が病院についたときには義父、義妹がいたのですが4人そろったところで医師が呼ばれ死亡確認となりました。
2月29日午後12時22分。
夫には電話したけど仕事があるので来られなかった。変わりがきかない仕事ってこういうときには困る。
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「なんで言ってくれなかったの!」と義兄の嫁。
義兄と義母は絶縁中で、ここ数年連絡も取りあっていなかったとのこと。でも義兄の嫁は子供を連れてしょっちゅう義実家に行っていたけど。
「こういう時は関係ないでしょ!連絡よこせよ!」と義母に詰め寄る義兄。
いったん落ち着こうとなって皆でソファーに座りました。
その後、葬儀社に連絡することになり義父が勤め先の会社が会員になっているという所へ電話。
2時くらいに担当者が打ち合わせに来てくれることになり、3時くらいに義姉の迎えがあるということで、義姉の準備が整い次第霊安室へ移動となりました。
霊安室では葬儀社の方が訪れ葬儀の打ち合わせ。
ここでまたトラブル?というか私的には考えられない・・・
義父母は「直送でイイよね。とにかく安いプランで。」というようなことを言い、義兄の嫁も「お葬式ってそんなにお金がかかるの?しなくていいじゃん。」と・・・・(義父の父の葬儀の時に100万以上かかったという話をしていたため。そして義母の父母の葬儀は直送だった。)
基本のプランが8万いくらで・・・ドライアイスが1日当たり別料金でいくらで・・・というような話が始まり・・・
え?え?それでいいの??
でも私が口出しするわけにもいかず・・・
「花はどうする?最低プランだと顔周りしか入れられないって。」
「それでいいんじゃない?」
「着るものはどうする?」
「着替えさせると別料金だって。」
「そのままでいいんじゃない?」(病院で浴衣を着せてもらってました)
「お化粧は?」
「しなくていいでしょ!」
義母と義兄の嫁とでどんどん話が進んでいく(二人は仲が良いのです)。
そんな話が延々と・・・聞いてて悲しくなってしまった。
義姉は35歳で独身。
病気だけど結婚したいな・・・子供欲しいな・・・
そういっていたのを聞いていた私には信じられない話し合いだった。
結婚式もしてないんだよ?
キレイにしてあげてドレス着せてあげたいくらい思わないの?
「遺影はプランに含まれていないので・・・」
「じゃあ私が写真用意するよ。額に入れればいいんでしょ。」と義兄の嫁。
「せめて一番きれいだった時の写真でお願いします!」私にはそれしか言えなかった。
一通りの話が終わって・・・「義姉の友達とかに連絡しなくていいの?誰か知ってる?」と義兄の嫁が言い出し、私が義姉のスマホを預かって連絡することになりました。
一応、スマホのロック解除できなかったら連絡できないですと断りを入れ預からせてもらうことに。
そこでまた義兄の嫁が「●●父(現在の義父母は再婚で●●父は実父)に連絡しなくていいの?」と始まり、それは義兄が電話することになりました。
義姉の部屋はどうする?という話も、遺品整理に頼んで全部捨てると・・・
一通りの話を終え、葬儀は直葬なので義姉を家に連れ帰ることもなく、3時には葬儀社の車に乗せられて行ってしまいました。
葬儀当日まで会うこともできません。
直葬になったことで怒り心頭の夫。(なんでちゃんと通夜と告別式しないんだよ!」と電話で義母に怒鳴っていましたが、すでに直葬の手配済みでどうにもならず・・・)
その後、義母と義姉のアパートまでスマホを取りに行きましたが、部屋の中は血だらけ。
辛かっただろうな・・・
私は義母に「私が部屋の掃除しますから!遺品整理頼むのは待ってください。」と言い翌日から2日間かけて掃除しました。
義母も手伝うと言っていたのですが、扁桃腺が腫れて喋ることもできなくなっていたので休んでもらい、ほぼほぼ一人でしました。
義姉の携帯のロックが解除できたので、LINE履歴にある方に連絡を取ったら数名の方が葬儀に参列してくださると連絡があり義母と義兄の嫁が香典返しを準備しなくちゃ!となったので、香典返しではなく会葬御礼ですと説明し葬儀社に手配してもらったり・・・
精進落としの会場手配を義兄の嫁が任されたらしく確認が来たので、義姉の席もお願いしますと伝えて準備してもらったり・・・
そして葬儀。
義兄の嫁の「香典いらないよね」発言やら(本来こういうものだからという説明をして、ウチは持っていきますと伝えたら義兄に香典持っていくように言われたらしい)、伯母の「花持ってきたわ」が仏花だったり(ウチは供花ともぎ花を用意、夫と義姉の古くからの知り合いも供花を持ってきてくれました)・・・
まぁ色々ありますよ。
もうね・・・ありすぎて書けない。
葬儀に参列してくださった義姉の知人友人はびっくりしたことでしょう・・・何とか体裁を整え葬儀を終えることが出来ました。
収骨の後、親族と夫と義姉の古くからの知り合い親子も加えて精進落としへ。
最後の最後で、またトラブりました・・・そして義父は転倒して大腿骨周りを骨折。(もともと人工関節で足が悪い)
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
四十九日が思いやられる。
そして義母・・・先ほど、義姉のアパートからのゴミ出しを手伝っているときに香典返しの話ししたら、会葬御礼を香典返しだと思ってた~
「香典返しの準備手伝いましょうか?」と言おうかと思ったけど、義兄の嫁がまた口出してくるだろうから二人にやってもらおう。
だいぶ端折って書いたけど・・・この1週間いろんなことがありすぎて!
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